【2025年】名古屋で注文住宅を検討中の方へ|相場・地域の考え方
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名古屋市は、都市の利便性と落ち着いた住環境が共存する、全国でも人気の高いエリアです。しかし、いざ注文住宅を検討し始めると、エリアごとの価格差の大きさや、複雑な補助金制度に戸惑う方も少なくありません。
特に2025年は建築費や地価の変動もあり、「今の適正価格」が見えにくくなっています。
この記事では、公的なデータに基づいた最新の相場感や、名古屋市特有の防災・制度の考え方を整理して解説します。
この記事を読むメリット
- データに基づく名古屋の土地・建物相場がわかる
- 子育て視点の「住みやすさ」の基準がつかめる
- 土地選びに役立つ「商店街・防災」のポイント
- 最新の補助金状況と次年度(令和8年)の対策
- 家づくりの具体的な「次の一歩」が明確になる
1. なぜ名古屋市で注文住宅が人気なのか?

結論から言うと、名古屋市は「都市機能と住環境のバランスが良く、長期的な資産価値も維持しやすい街」だからです。
特に子育て世代にとっては、教育の選択肢の多さと、職住近接(職場と自宅が近いこと)を実現しやすい点が大きな支持を集めています。
子育て世代に支持される住みやすさ(学区・教育環境)
理由は、教育環境の選択肢が豊富で、公立・私立ともに通学の利便性が高いためです。
名古屋市は「一学区あたりの学校配置」が比較的密であり、徒歩圏内で安全に通学できるエリアが多くあります。
- 有名な文教地区:千種区、昭和区、瑞穂区などは、伝統的に教育熱心な層に人気があり、学習塾や習い事教室も充実しています。
- 公園・施設の充実:東山動植物園や名城公園をはじめ、緑豊かな大規模公園が市内に点在しており、週末の家族時間も充実させやすい環境です。
都市機能と暮らしやすさのバランス
名古屋市が支持されるもう一つの理由は、生活インフラのコンパクトさです。
東京や大阪に比べて人口密度が適度で、車移動と公共交通機関のどちらでも生活しやすいのが特徴です。
観点 | 名古屋市の特徴 |
買い物 | 大型ショッピングモール(イオンモール等)が各区に点在し、日常の買い物が区内で完結する |
医療 | 中日病院や名古屋市立大学病院など、高度医療機関へのアクセスが良い |
行政 | 区役所や支所が生活圏にあり、子育て支援の手続きなどがスムーズ |
通勤・通学のしやすさと交通利便性
名古屋駅・栄へのアクセスが良く、通勤ストレスを軽減できる点も魅力です。
特に地下鉄網(東山線・鶴舞線・名城線など)が発達しており、主要エリアへ30分以内でアクセスできる住宅地が豊富です。
- 東山線沿線:転勤族にも人気が高く、資産価値が落ちにくい(一社、星ヶ丘など)。
- 鶴舞線・桜通線:豊田市方面への通勤や、落ち着いた住環境を求める層に人気。
- JR・名鉄:刈谷・安城方面や岐阜方面への広域アクセスに強み。
2. 名古屋市の注文住宅・土地価格の相場【2025年調べ】

結論として、名古屋市を含む愛知県で「土地+注文住宅」を検討する場合、総額目安は「5,380万円前後」が平均的なラインとなります。
以下は、国土交通省の地価公示および住宅金融支援機構の最新実態調査に基づいた数値です。
名古屋市の土地価格相場の目安
名古屋市の土地価格は、「区」によって坪単価が大きく異なります。
国土交通省の「令和7年都道府県地価調査の実施状況及び地価の状況」の第10表に基づき、主要な区の平均坪単価を整理しました。
エリア分類(価格水準) | 代表的な区 (平均価格) | 坪単価の目安 (3.3㎡換算) | 土地代目安 (35坪想定) |
|---|---|---|---|
Sクラス (都心・ブランド) | 東区 (40.3万円/㎡) 千種区 (35.1万円/㎡) | 115 〜133万円 | 4,000万 〜4,650万円 |
Aクラス (人気住宅地) | 昭和区 (32.6万円/㎡) 瑞穂区 (26.8万円/㎡) | 88 〜108万円 | 3,000万 〜3,780万円 |
Bクラス (標準・ファミリー) | 天白区 (19.7万円/㎡) 緑区 (16.9万円/㎡) | 55 〜65万円 | 1,900万 〜2,270万円 |
Cクラス (郊外・割安) | 守山区 (14.3万円/㎡) 港区 (10.1万円/㎡) | 33 〜47万円 | 1,150万 〜1,650万円 |
最も価格水準が高い東区・千種区と、郊外の港区・守山区では、同じ広さでも土地代だけで2,500万円以上の差があります。
また、名古屋市全体の住宅地地価は前年比で 上昇 しており、特に中区や東区などの都心部で上昇傾向が続いています。
建物費用を含めた総額イメージ
次に、建物を含めた総額です。
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2024年度)」によると、愛知県で土地付注文住宅を購入した世帯の平均資金データは以下の通りです。
- 建設費(建物):約3,605万円
- 土地取得費:約1,775万円
- 所要資金(総額):約5,380万円
【全国平均との比較】
全国平均の総額が約5,007万円であるのに対し、愛知県は約373万円高い結果となっています。これは主に土地取得費が高いためです。
【総額シミュレーション】
- 平均的なパターン(Bクラス):土地1,900万円 + 建物3,600万円 = 総額 5,500万円
- 人気エリアの場合(S〜Aクラス):土地4,000万円 + 建物3,600万円 = 総額 7,600万円〜
まずは平均である「5,400〜5,500万円」を基準に、希望エリア(区の単価)に合わせて予算がどう変動するかを確認するのが現実的です。
3. 名古屋市で土地探しをする際に知っておきたい「地域と防災」

結論として、土地探しでは「ハザードマップ」でのリスク確認に加え、名古屋特有の「商店街エリア」のような街の魅力を知ることも重要です。
安全面と、生活の楽しさの両面から土地を見ることで、納得のいく場所が見つかりやすくなります。
活気ある「商店街」エリアの魅力と住みやすさ
名古屋市には、古くからの活気ある「商店街」が残るエリアが多く、住環境としても注目されています。
大規模モールとは異なり、地域コミュニティが形成されており、子育てや防犯の面でも安心感があるのが特徴です。
- 円頓寺(えんどうじ)エリア(西区)
- 名古屋駅に近く利便性が高い一方、下町情緒が残る人気のエリアです。古い街並みとおしゃれな店舗が融合しています。
- 大須(おおす)エリア(中区)
- 観光地のイメージが強いですが、一本路地を入ると静かな住宅地が広がります。「職住近接」と「賑わい」を楽しみたい方に適しています。
- 覚王山(かくおうざん)・本山エリア(千種区)
- おしゃれなカフェや雑貨店が並ぶ参道があり、散策が楽しい人気の住宅地です。
- 瑞穂区・昭和区の地域密着型商店街
- スーパーや八百屋が並ぶ生活直結型の商店街があり、日々の買い物が便利で、地域の人目があるため子育て世帯にも安心です。
土地を探す際は、駅からの距離だけでなく「近くに元気な商店街があるか」もチェックポイントに入れてみてください。
名古屋市のハザードマップの確認方法
名古屋市は平野部が多く、河川も流れているため、水害リスクの確認は必須です。
細かい説明よりも、まずはご自身が検討している土地がどうなっているかを、以下の公式マップで直接確認することを強くおすすめします。
- 名古屋市公式 防災ガイド・ハザードマップ
- https://www.city.nagoya.jp/bousaiportal/hazardmap/index.html
- ※「洪水」「内水(下水道あふれ)」「高潮」「地震」など、各種マップが一覧で確認できます。
生活圏と防災をどう両立するか
ハザードマップで色がついているからといって、すべての土地が「住めない場所」というわけではありません。
- 「洪水浸水想定」:色がつく場合、深さはどれくらいか(床下浸水レベルか、2階まで達するか)。
- 「高基礎」の検討:浸水想定が浅い場合、基礎を高くすることで被害を防げるか。
これらをハウスメーカーや不動産会社と一緒に確認し、「リスクを知った上で、建物側で対策する」という考え方を持つことが重要です。
4. 名古屋市で利用できる住宅補助金・助成金制度

結論として、2025年12月現在は多くの制度が年度末の調整時期に入っています。
今年度の受付が終了しているものも多いため、「令和8年度(2026年)」の最新情報をチェックする準備をしておきましょう。
名古屋市の住宅関連支援制度の概要
主な制度と、2025年12月時点での状況は以下の通りです。
① 国の制度(住宅省エネ2025キャンペーン等)
すでに2025年度分の予算上限に達している、または申請期限を迎えているものが大半です。
家づくりのスケジュールが来年にまたがる場合は、「次回のキャンペーン(令和8年版)」の発表を待つのが賢明です。
② 名古屋市 住宅等の脱炭素化促進補助
太陽光発電設備や蓄電池、HEMS等の導入に対する補助です。
令和7年度分は受付終了している可能性がありますが、例年継続して行われている事業です。令和8年度(2026年4月〜)も同様の制度が実施される可能性が高いため、以下のページで最新情報をこまめに確認してください。
③ 名古屋市 木造住宅耐震改修助成
建て替えに伴う旧居の解体(除却)などで利用できる場合があります。こちらも年度ごとの予算枠があるため確認が必要です。
注文住宅で制度をどう考えるか
補助金は「タイミングが合えばラッキー」というスタンスで、資金計画の「予備費」として捉えるのが最も安全です。
特に年末〜年度末(12月〜3月)は、現行制度の終了と新制度の発表の狭間になります。
- 今できること:ハウスメーカーの担当者に「来年度(令和8年)の補助金が出る見込みはあるか」を確認してもらう。
- 注意点:補助金を待つために着工を遅らせると、その間に金利や資材費が上がり、結果的に損をするリスクもあります。総合的な判断が必要です。
5. 名古屋市で理想の家づくりをスタートさせるために

結論として、名古屋市での家づくり成功のカギは、「総額予算の把握」と「エリアの絞り込み」を最初に行うことです。
最後に、ここまでの内容を整理し、明日からできるアクションを提示します。
記事全体の整理と振り返り
名古屋市は魅力的な街ですが、漫然と探すと予算オーバーや決定疲れに陥りやすいエリアでもあります。
ステップ | 検討のポイント |
|---|---|
① 資金 | 土地と建物を合わせた「総額」で考え、自分たちの適正予算を把握 |
② 土地・地域 | 坪単価と合わせて「商店街」などの周辺環境や、「ハザードマップ」のリスクを確認 |
③ 制度 | 太陽光・ZEH仕様を前提にしつつ、令和8年度の補助金情報をウォッチ! |
名古屋市で検討を進める際の次の一歩
まずは、以下の3つから始めてみてください。
- 「住みたいエリア」の相場をポータルサイトでチェックする
- 「〇〇区 土地」で検索し、実際の売り出し価格を見ることで、上記相場表とのギャップを埋めてください。
- 住宅展示場・見学会に行き、「性能」を確認する
- 補助金対象となる「長期優良住宅」や「ZEH基準」に対応しているか、標準仕様でいくらかかるかを聞いてみましょう。
- ファイナンシャルプランナー(FP)に相談し、総額の上限を決める
- 名古屋の土地価格は高いため、無理なローンを組まないよう、客観的な予算算出が不可欠です。
名古屋市での家づくりは、選択肢が多い分だけ迷いも生じますが、「予算」と「防災・地域性」、などという確実な軸を持つことで、後悔のない判断ができるようになります。
まずはご家族で「譲れない条件」を話し合うことから始めてみてください。
新しい選択肢:「まどりLABO」で間取りとリアルな総額を知る
「まだ土地も決まっていないし、展示場に行くのはハードルが高い」と感じる方には、オンラインで手軽に計画を具体化、ブラッシュアップできる「まどりLABO」というサービスもおすすめです。
理想の条件を入力するだけで、以下の3つのことが簡単にわかります。
- 理想の間取り作成:希望条件に基づいた具体的なプランが手に入る
- リアルな相場把握:その間取りを実現するための「建築費用」がわかる
- 一括見積り依頼:気に入った間取りを元に、複数の会社へまとめて見積り依頼ができる。名古屋エリアのハウスメーカー、工務店にも対応しております。
大手だけでなく、地域密着の実力派企業ともスムーズにマッチングできるため、効率よくパートナー探しが可能です。
まずはスマホで、理想の暮らしを形にすることから始めてみませんか?

まどりLABO編集部|代表 野口雄人

東大卒の設計士・一級建築士・エンジニアなどで構成。間取りが大好きなオタクたちの集団で、間取りが好きなあまり間取りをAIで自動生成できるサイトを作成しました。代表の野口は東京大学・東京大学大学院で建築学を専攻しました。

